「お客様の安心・安全を守りたい」という
キャストの心がひとつに重なった

夏のサンシャイン水族館は、１年の中でも特に多くのお客様が訪れます。ある日、館内で体調を崩されたお子様の救護・ご案内にあたった岩渕さんと長澤さんに感謝のメッセージが届きました。チケット売り場で嘔吐してしまったお子様に気づいた長澤さんは、周りにいた案内キャストと連携をとり、熱中症を疑って水や経口補水液を素早く用意。同時に岩渕さんに連絡を取りながら救護室へお連れしました。そして岩渕さんが救護室からお客様のお車まで、混雑を避けるために従業員用のエレベーターでご案内。その間にもお客様は再度嘔吐しましたが、対応した結果、一連の親身な応対にお客様は感動し、「本当にありがとうございました。またぜひ伺わせていただきます」とのお言葉をお寄せくださいました。
「お子様の体調が心配で、少しでも早く涼しい場所へご案内しなくてはという気持ちで行動しました」と振り返る長澤さん。岩渕さんは「こうした応対は先輩キャストから後輩キャストへしっかり受け継がれています。私も指導をする際は和やかに、ただお客様の安心・安全に関わる部分は厳しく指導するよう心がけていました」と話します。お二人のお客様を第一に考えた行動が、どんな時でも安心して楽しめる水族館のあり方に大きく貢献しました。