◎生息地：マダガスカル北東部

◎大きさ：約6～10cm

トマトのような赤い色と丸い体が特徴。見た目は派手だけど、普段は木に登ったり泳いだりすることはほとんどなく、土の中や落ち葉の下などに隠れ獲物をじっと待ち続ける、地味ぃ〜なハンター。敵に襲われると、体を風船のように膨らませて威嚇するんだ。

◎生息地：コロンビア、ベネズエラなど

◎大きさ：約3～4cm

背中の黄色い帯状の模様が特徴。鮮やかな体色は、相手への警告となっていて捕食されることから逃れているよ。オスがメスにアピールする時は、鳥のさえずりのような美しい声で鳴くんだ。ヤドクガエル属の中で唯一、夏眠し乾燥をしのぐ珍しい習性も。

◎生息地：スリナム、ブラジル

◎大きさ：約4cm

ヤドクガエルの中でも大型で、その美しい青い体色から、別名「青い宝石」とも呼ばれているよ。長らく独立した種類だと思われ「コバルトヤドクガエル」と呼ばれていたけど、近年「アイゾメヤドクガエル」の地域変異種であることがわかったんだ。

◎生息地：ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ

◎大きさ：約10cm

半乾燥地に生息し、乾季になると地中に潜り、体を土の繭で覆って乾燥から身を守っているよ。だから後ろ足には土を掘るための突起があるんだ。いつもは水面から目と鼻だけを出し、待ち伏せして獲物を丸のみにするけど、時には相手に飛びついて2本の牙で噛みつき、鋭い鳴き声をあげる凶暴な一面も。

◎生息地：メキシコ、コスタリカ、パナマなど

◎大きさ：約3～7cm

真っ赤な目を持つようになった理由は、一瞬でも敵にショックを与えて食べるのをためらわせるためというのが、専門家の間での通説。木の上で生活しているため、吸盤が発達しているよ。夜行性で、昼は葉の裏などで目を閉じ、体を小さくして水分の蒸発を防いで過ごしているんだ。